DIYでカフェをつくる。〜入口の土壁づくり

「DIYでカフェをつくる。」の途中経過です。現在、完成までピッチを上げて、もっか製作の日々が続いていますが、先日終わった入口の土壁部分のご報告です。

土壁の土台となる部分を、伐採し乾燥させて加工した竹を使って竹木舞というものを作ります。これは昔からある日本建築の土壁のやり方です。

土壁づくりですが以前、千葉県に住んでいた時に一度ワークショップで体験させてもらったことと、そのあと当時借りていた鴨川市の古民家の一角に自分の小屋をセルフビルドで建てた時に、同じく壁を土壁にしたので、その時にも経験したことがあります。

今回やったやり方は、竹木舞と言いながらも、少し自己流でやっています。壁にするために3寸角材(9cm幅)で挟まれている隙間を土で埋めていく訳ですが、本来ならば、この隙間を全部土でしっかりと埋めていくわけですが、今回自分がやったのは、表面と裏面をそれぞれ2〜3cmほどの土を塗るというものでした。なので表面と裏面の土壁の真ん中には空洞があります。今回の土壁部分は特に強度のいる箇所ではないので、こういうやり方でやってみました。

角材の真ん中に4cm幅ぐらいの角材や竹を縦に固定します。その表面と裏面に、ナタで割って加工した竹を横に固定していきます。木ねじと麻ひもを使って固定していきます。本来の竹こまいでは、シュロ縄を使っていたと思います。

 

これを表と裏両方やり、竹木舞をつくったあとは、土がはみ出すと困る部分をマスキングテープで覆い、土を塗っていきます。

 

土の配合は、家の回りの山の土2、砂1、セメント1という割合です。本来の土壁用の土づくりは、粘土性のある土(田んぼの土など)に細かくきった藁を入れ、これを長期間置いて発酵させるというやり方なんですが(強度と粘度が増します)、今回は自己流のやり方でやってみました。

その他に土壁の作り方として自分が知っている限りでは(やったことがあるものでは)、土に砂を入れそして生石灰を混ぜる方法もあります。消石灰ではなく、生石灰というのがポイントで、土がモルタルのように固まります。水を入れて混ぜる時に、発熱してかなりの温度になるので注意が必要ですが。

 

そして自分的に、今回のような土壁をつくる時やモルタルやコンクリートをつくる時にも、毎回EMセラミックスというものを少量配合しています。これはセラミックにEM菌(有用微生物群)を練り込んだものです。

昔の日本建築に土壁を使っていたのには、土壁は夏が涼しく冬は温かいという効果があり呼吸をするので家が長持ちするという利点がありますが、そのほかに、土壁に練りこんだ藁の乳酸菌などの微生物によって発酵環境をつくりだしているのでは?と考えています。

というわけで藁を混ぜた本来の土壁の作り方ではないんですが、自己流で作る土壁にも微生物による発酵環境をつくりだすためにEMセラミックスを入れています。
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土壁は使う土の色が出来上がりの色に反映されます。この辺りの土は、鉄分をかなり含んでいるのか、土の色がかなり赤いです。

全部塗り終わり、数日経ったあとは色が落ち着いてきました~。